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2010年5月17日 (月)

事実と食い違うのでは?

臨床心理士に関係する団体に、「日本臨床心理士養成大学院協議会」(以下、臨大協)という協議会があります。臨床心理士の指定大学院の集まりです。

そのホームページに、本日、「「臨床心理職の国家資格化の動向」に関する日本臨床心理士養成大学院協議会の見解」(以下、臨大協見解)と題して、現在、関係する諸団体間、諸団体内での検討が重ねられている「1資格化」に反対する文書がアップされました。(「お知らせ」のコーナーから入ると読めます。)

この文書の中に、事実と食い違うところがあるように思うので、それをここにメモしておきます。

1.臨大協見解には、「3団体」を、日本臨床心理士会、日本心理学諸学会連合、臨床心理職国家資格推進連絡協議会の3つとしていますが、「1資格化」の検討を中心的に行っている「3団体」とは、臨床心理職国家資格推進連絡協議会、医療心理師国家資格制度推進協議会、日本心理学諸学会連合の3つではないでしょうか?
(参考:当ブログの記事「「3団体」について復習」)

2.臨大協見解の中に、「仮にこれが臨床心理職の国家資格化としての一資格一法案の内容についての要望であるとするならば、始めて学部教育に踏み込んでいることになる。これは、臨床心理士有資格者及び当事者団体にとって看過できない内容である。「学部で心理学を修めて」との表現は、養成課程に根本問題を提起するものである。」とありますが、「臨床心理士及び医療心理師法案要綱骨子」いわゆる「2資格1法案」で、すでに、「臨床心理士」の受験資格の中に「学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)において主務大臣の指定する心理学等に関する科目を修め、かつ、同法に基づく大学院において主務大臣の指定する臨床心理学等に関する科目を修め、当該大学院の修士課程(博士課程のうち、修士課程として取り扱われる課程を含む。)、博士課程(修士課程として取り扱われる課程を除く。)又は専門職学位課程(同法第65条第2項の専門職大学院の課程をいう。)を修了した者」とあります。それをなぜ「始めて」と言われるのでしょうか?
(参考:当ブログの記事「2資格1法案の復習その1」)

いくつか重大な疑問を感じる臨大協見解ですが、今日のところは、まず大切な疑問を2つ書きました。

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» 日本臨床心理士養成大学院協議会理事会による一資格一法案に対する反対声明について [ロテ職人の臨床心理学的Blog]
既に各所で話題になっておりますが、日本臨床心理士養成大学院協議会(以下 臨大協)の理事会が、臨床心理職国家資格推進連絡協議会、医療心理師国家資格制度推進協議会、日本心理学諸学会連合の3団体を中心に現在検討されている、一資格一法案での臨床心理職の国資格化に対し反対の旨の声明を出しております。 日本臨床心理士養成大学院協議会 反対声明(pdf) 臨大協見解(pdf) まあなんと言いますか、「ひどい内容」の一言につきますわな。 つなでさんの臨床心理職能メモの昨日のエントリ、事実と食い違うのでは?では、その... [続きを読む]

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