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2011年2月11日 (金)

クローズアップ現代

2月7日(月)に放映されたNHKクローズアップ現代「うつは“心”から治せるか 注目される認知行動療法」の中で、臨床心理士のことが取り上げられました。

周知のように、うつには、薬物療法と心理療法(エビデンスに基づくのは認知行動療法と対人関係療法)を組み合わせることが、再発予防にもなり効果的だと言われています。

日本では、医療機関での心理療法の担い手が少ないという問題点が、この番組では取り上げられていました。心理療法を医学部で医師に教えていない現状も伝えられていました。

心理療法は、本や知識だけで学ぶことができず、知識や理論の上に、経験者の指導の下で実習しながら学ぶことが必要です。臨床心理士は、実習を大切にした大学院での養成システムを作り上げることに貢献して来ました。それが臨床心理士への社会的評価につながっていると思いますし、番組でも臨床心理士という名称が使われていました。

そして、臨床心理士がどうすればもっと医療機関の中で心理療法を担えるかということに絡めて、国家資格化のことが取り上げられていました。映っていたのは、日本心理学諸学会連合の理事会の様子で、理事長の市川先生が国家資格のことを取り上げるという議事次第について話されるシーンでした。

認知行動療法やチーム医療といった、これからの医療の課題に、臨床心理職はどこまで深く参加できるのか、本当に大切な時期だと思います。

「誰に、どのような援助を、どうやって届けるのか」ということについて、私たちはもっともっと考えなくてはいけないと思います。資格の問題は、社会へのサービス提供の窓口の問題であり、「国民にとって活用しやすい臨床心理サービス」を構築するさまざまな活動の一部であると考えます。

番組で資格の問題を取り上げてくださったNHKに感謝申し上げます。

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